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【海外邦人事件簿】ふれあいを求める日本人、それにつけ込む犯罪者

海外邦人事件簿 Vol. 2 

 日本では、決して考えられないことをしてしまうことがあります。旅先で、日本を離れてほっとしてしまうのでしょうか。私のロンドン滞在中の事ですが、私の何人かの知人も今回の事件と同様なケースに巻き込まれてしまいました。
あろうことか、3度も同じ目に合った人がいます。現地に住んでいても、トリックに引っ掛かってしまうほどです。

 こんなこともありました。ある夏のことでした。トラファルガー・スクエアーとビッグ・ベンを結ぶ、ホワイト・チャペル の真ん中ほどにホース・ガードがあります。その近くのパブの入り口前のベンチでビールを飲んでいると、バック・パッカー風の外人の青年が話しかけてきました。

彼 「日本人かい?」 
私 「そうだよ」
彼 「日本へ連れて行ってくれないか? お返しに何でもするよ」
私 「そんな金は持ってないよ」

しつこくいろいろ言ってきたが、あきらめて他のテーブルの観光客に同じことを聞いていた。


事件簿Vol 2 は、

例えば東京の街角で見知らぬ人に声をかけられた時、あなたならどうしますか。無視するか、少しだけ話を聞いても深入りしない人が多いのではないでしょうか。では、海外旅行の時はどうでしょうか・・・・・。

『オーストラリアに旅行した女性。観光地で話しかけて来た男と話しているうちに、その男からクレジットカードを紛失して困っている、カードの再発行を受けたら直ぐ返すと言われて約20万円を貸したが、お金は返ってこなかった。』

『韓国に船で旅行した男性。日本語で話しかけてきた男と仲良くなり、一緒に食事し酒を飲むうち泥酔状態となり、翌朝目を覚ますと所持金約10万円すべてがなくなっていた。』

『ブルガリアに旅行した学生。市内で宿泊先を探していると声をかけてきた男がいた。案内すると言うので一緒に歩いていると、男が喫茶店に立ち寄りコーヒーを二つ買い、そのうちの一つを勧められるまま飲んだところ約10分後に意識を失い、気がついたときには病院に収容されていた。典型的な睡眠薬強盗で現金、カメラ、時計など被害額は約60万円、更には数日間入院する羽目になった。』

vol2 1    vol 2 2


毎日のように日本人観光客が世界のどこかでこのような被害に遭っています。2002年の統計ではケース1のような寸借詐欺にあった日本人は22人、ケース3のような睡眠薬強盗にあった日本人は80人を数えます。これらの数字は各国の日本大使館・総領事館が何らかの支援を行った件数ですから、実際に被害にあわれた日本人の数はその何倍にも上ると考えられます。

 特に睡眠薬強盗などは、後々まで後遺症に苦しめられるケースも多くあるようです。旅先での人々とのふれあいは、その旅行を思い出深いものにしますが、話しかけてくる人が全て善人とは限りません。人々とのふれあいは大事にしつつも、最低限の警戒心を忘れずに接するのは少しもおかしくありません。相手は本当に困っているかもしれないし、善意で誘っているかもしれませんが、おかしいと思った場合にはその申し出をきっぱりと断るべきです。それで心が痛む人はこう考えましょう。「君子危うきに近寄らず」。

(出典 外務省 海外安全ホームページ 2004年2月20日掲載)


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[ 2009/08/12 11:26 ] 海外邦人事件簿 | TB(0) | CM(0)
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