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ローマカトリック教と成人式 Abikoの視たニッポン

スイス教会
Nobiの15歳の息子、Yoshiya君が、この3月に堅信礼を受ける予定です。将にローマカトリック教の成人式だそうです。

日本の成人式は1月に全国的に行われました。例年の事ながら式の途中で暴れて、式の進行を妨害し、成人第一日目に逮捕されたりと、華々しいデビューをする新成人もいるようです。

スイスのNobiの視た成人式とは。。。。

ローマカトリック教と成人式

堅信礼 

今、私の15歳の息子は、ローマカトリック教会での7つの秘蹟(Sacrament,宗教上重要な儀式)のひとつである堅信の儀礼を3月21日に受けるための準備に忙しい。

洗礼を受け、キリスト教徒となった(実際は、洗礼は生まれて間もないうちに済ますので、厳密には、キリスト教徒にならされた)本人が、自覚を持って成人としてのキリスト教徒になるべき儀式である。

具体的には、個人的に司教の手によって降臨された聖霊を受け取って一人前となる。

なんとこのための準備をほぼ丸一年かけてやるのである。

道徳、倫理的側面、キリスト教教義の勉強会から、寄付金集めや公共の場の清掃等の社会奉仕にいたるまで、広範なプログラムが、その準備委員会で決められ、積極的参加を義務付けられている。



いわば、カトリック教会での成人式のようなものだ。

学校の行事以外にこうした教育の機会があることは、社会的には大変プラスなことであり、

当の息子は、「今晩もまたアレだー!!」

としぶしぶ出かけていくが、その都度いろいろと問題意識を植え付けられて戻ってくる。

子供が成人していくには、なくてはならないプロセスであり、親としては、(スイス人の妻は、当然視しているが、日本人の父親の私は)大変ありがたいものと思っている


日本では二十歳になると誰もが成人となる。

成人式のその日ばかりは、晴れ着をまとい、役所では、御偉い方から、「自覚と責任」に関した話を受け取る。

教会が役所であり、司教が御偉い方で、受け取るものが存在(聖霊、大事な話)しており、構造的には日本も当地も変わりは無い。

成人となる人間の、心構えに関していえば、大きな違いが生じていることは、自明である。

日本では、昨今は欠席者も多く、又出席したものの、話を傾聴することすら出来ない新成人が多く、式そのものの運営さえ容易ではないらしい。

日本も、この辺で、二十歳になる者には、強制的に一度、公園の清掃をさせるとか、老人施設で奉仕するとか、外見的にも断髪、丸刈り、お歯黒、引眉等を一時的に義務付ける等して、心身ともに、非日常的なことを経験させるべきかもしれない。

当初は社会的にも反感を買うものとは、思われるが、良いことは強制してでも、断固実行すべきである。

通過儀礼というものが社会的に意味が無くなれば、廃止すればよい。

ただ、リベラリゼーションと言う言葉で認識されている自由化が、当初の意義を失い、社会的に意義を失ってしまっているなら、又昔の儀式を導入するなり、新しい儀式を考案するなりの強制的な枠組みを構築する必要があることも忘れてはいけない。

今日本に求められているのは、改革と言う言葉の乱用ではなく、実際に改革していくリーダー集団の育成であり、そのためには、既存のものでも、意義が無くなったものは崩壊させ、新しい法制令を従えても、現在の社会のあり方に新しい意義付け(枠組みの構築)をしていくことである。




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[ 2010/02/08 00:11 ] Abikoの視たニッポン | TB(0) | CM(0)
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