北の留学工房

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息子の堅信礼の日

堅信

最近、自著の出版もあり忙しかったスイスのNobiよりの近況が届きました

2月8日に「Abikoの視たニッポン」で著していた、息子の「堅信礼」この3月21日に行われました。

日本で言えば、成人式にもあたる「堅信礼」、父親としていろいろな思い出が心にめぐると共に、教会での、神の演出とでもいえるような、ステンドグラスを通して差し込む、神々しい陽光を通してみた息子の「堅信礼」に涙したNobiさん

スイスでの日常生活の一部を垣間見る思いです。


→ Abikoの視たニッポン 2月8日号

→ 堅信礼  Wikipedia より


息子の堅信礼のあった、3月21日は、大変充実した日だった。

私が充実したと感じるのは、何か心に残る事が多くあったということ。
過去には、仕事をやり終える、とか、何らかの実質的成果が上がったことで、充実感を感じていた

最近は、何か心に触れること、嬉しさや楽しさを感じ入ることで、充実した、満たされた、と思うことが多い。


堅信礼と聞くと、硬い日本語訳の響きが伴うが、当地ではFIRMUNG (フィルムングと発音し、ラテン語confirmatioがその語源である)、現在の英語では、Confirmation となる

日本語でもホテルや航空券の座席予約のコンファメーションと、正しい意味で使われている。

つまり、自分の信心に、又自分自身にコンファメーション(確認、堅信)するカトリック教会での成人への通過儀礼である。



教会区の子供達、総勢30名にとっては、一年前から準備してきた総仕上げの日であり、それはまさに“晴れ(ハレ)の日”と言える。

ハレの日のはずなのに、あいにく、其の日は朝から雨模様
息子が、天を仰いでは「晴れてくれないかなー」と天候を気にしているのに気が付いた。

「ああ、彼にもこんなところもあるんだなあ」

と、息子のの知らない部分を知り、私は朝からうれしくなっていた。

そういえば、三年前の娘のときは、娘は、天を仰ぐどころか、心配だったのは洋服箪笥の中身一辺倒で、天の様子など全く気にかけていなかったことを思い出すと、つい微笑んでしまう。



式は、9時半開始の予定だったので、我が家関係の出席者、総勢13名は、我が家へ9時に集合して、徒歩で教会まで、そろりぞろりと徒歩で行くことにしていた。

教会までは、歩いて10分ほどの距離だが、此処で誰と一緒するかというのは、私にとっては、以外に大きな問題なのである。

“誰と一緒するか”というのは、誰と話をしながら並んで歩くかということで、場合によっては、10分の散歩が、長い緊張した時間にも、重苦しい散歩にも、逆に心の躍る楽しい一時ともなりえるのである。

敢えて此処では私が避けたい組み合わせは、書かないが、通常こうした何人かの人たちと一緒に歩くときは、夫婦は、別々になるのが当地では社交上のルールである。


私は、式後のパーティーの準備もあり、遅れ気味で家を出たが、そこで洋服の着替えをもう一度し直して出てきた娘に出会い、自ずと一緒に歩くことになった。


歩き始めてまず驚いたのが、娘が私より背が高いのである。

家の中で、普段生活している分には、実質身長で上回っている私の目線は彼女より常に上にあるが、今回はこれがヒールのせいで逆転しているのであった。

背丈だけでなく、彼女の足の伸び具合、又歩き方自体も違っていた。

「そうか、これが今の彼女のよそ行きの姿なんだ」


と、18歳になった娘の成長に、その変化に驚き、若々しくも端麗な娘を、眩しく眺めている自分に喜びを感じていた



車で一緒に出かけることは常時あっても、一緒にふたりで歩くことは、何故か、手をつないで歩いていた時以来のように思われてきた。

事実としては、家族で外食に出かける時等、一緒に歩いてはいる。
しかし、そうしたときは、まず妻が隣にいて、息子と娘は前後いずれか、その上、当たり前のことだが、連れの子供として、目を配っているから、ちゃんと付いてきているかとか、足を踏み外さないで歩いているかとか、周りに電車や車の危険は無いか等、いくら背丈が大きくなったとはいっても、そんな目でしか見ていないことに今回は気付かされた。


この日は、娘は娘としてではなく、一人の女性として、私と目的地まで同行す同伴のパートナーとして、ひとりの人間として、私は一緒に歩いていた

私も彼女もこの新しい状況をすぐに察しとり、緊張感はありながらも、昔のこと、今のこと、これからの事について、会話は弾み、足元はどんどん軽くなり、末には踊りたくもなる様な気持ちで、教会にはすぐに着いてしまったのである。。


To be continued......





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[ 2010/03/24 00:01 ] Abikoの視たニッポン | TB(0) | CM(0)
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