北の留学工房

Academy of Modern English 英語学習と留学のためのコツをお知らせします

娘はマウス??

 

Abikoの視たニッポン 外国語を学ぶということ Vol 1

 
ネズミ

自分の子供が、「ネズミちゃん」と呼ばれたら??
どう、思うでしょう? かわいいと思うか?失礼と思うか?どっちでしょう


Abiko氏の娘さんが、「ネズミちゃん」と呼ばれて、彼の反応は??

今回、自身の体験から来る「外国語を学ぶということ」について思うところを書いてくれたのですが、ネズミとどんな関係があるのでしょう???

 

 


A rolling stone gathers no moss

という英語の諺があるます。

日本語では、文字通り、「転がる石には苔つかず」で、石の上にも三年とも言い、辛抱して物事にあたることが、大事であるとする。

ドイツ語でも、

Steter Tropfen hölt den Stein

水滴も続ければ、石に穴を開ける
と、忍耐することが大事であることを教えている。

ところが、同じ英語圏でありながら大陸を離れて、アメリカに渡ると、そもそも苔というものは、菌類で、ばい菌みたいなものだから、そんなものが付着しないように、転がっていく石のように、常に動いて、変化を求め、‘CHANGE’をスローガンとして、アメリカンドリームを実現させていくべきだということになる。


‘さざれ石が巌となって苔のむす’のをじっと待つのもひとつの考え方であるが、苔がむすまないように、常時転がっていくべきだとするのも又ひとつの考え方である。

これは、当たり前と思っていることが、実は、往々にしてその社会特有の前提であって、普遍的なものでないことを、示している。

数学の世界では、1+1=2 でないとバツにされる。が、化学の世界では、
2H2+O2=2H2O と、2+1=2 と成る。

実生活では、男女が家庭を持てば、
子供が1人、2人、3人、と1+1=3、4、5、と定まらず増えていく勘定で間違いないはず。

当たり前のことが、ある世界において常識(決まり)であっても、それが違った世界においても通用するとは限らない。




当地のスイス、チューリッヒではなさされるドイツ語では、自分の恋人や子供を 

meine süsse Maus マイ スイートマウスと呼ぶ人が多い。


スイス・ジャーマン語ではこれが Mäusli、マウスリィとなり、私の家内は娘を、マウジィと呼んでいる。


当初私は、マウス=ネズミであるから、

「自分の娘を鼠(ネズミ)と呼ぶのはやめよう」とも、言ってはみた。

けれど、妻は一向に、やめるどころか、マウジィ、マウジィとお気に入りの表現が連発で出てくるようになった。


当初私は、

日本語で物を考えていたから、MOUSEは“鼠、ネズミ、ねずみ”と考えていた。

これは、翻訳の問題で、日本語では、MOUSEもRATも同じネズミとなってしまい、どぶくさい、いやな属性が伴っている日本語のネズミはどちらかというと、RATである。

従って、恋人をマイ スィートラットなどと呼ぼうものなら、頬にビンタの一発も覚悟しておかないといけない。

マウスを敢えて、‘はつかネズミ’とか訳してみても、ネズミの属性は払拭できない。

つまり日本語にはマウスの概念がないのである。

(英語のMouseの訳は従って、カタカナのマウスが正解で、鼠と訳すのは、文化的には、誤訳である)




(To be continued)



関連記事
[ 2011/01/13 10:21 ] Abikoの視たニッポン | TB(0) | CM(0)
ハーバード大学の図書館に貼ってあると噂の20箇条 No 19
【 まさに今この瞬間でも、相手は読書をして力をつけているのだ  】 
Even at this very moment your competitors keep reading.
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
Skype レッスン
AMEカテゴリー