北の留学工房

Academy of Modern English 英語学習と留学のためのコツをお知らせします

スイス英語教育事情

primary class

スイスでは、3~4ヶ国語を話せる人が多くいる 

私の友人の中には、英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語の4ヶ国語さらには他のいくつかの言葉を話す人もいる。非常に羨ましい限り。

一体、どのように覚えたのか秘訣と言うか、外国語習得の秘訣をぜひ知りたいものです。

日本と違い、地続きであるとはいえ、だからと言って話せるものではない。
子供の時の語学教育によるところが大きいようです。

今回は、安彦氏が、自分の子供の例も話しながら

スイスの語学教育改革例とともに、「英語学習の早期導入」を訴えています。

日本でも、小学校からの英語教育が始まりますが、果たして、どんな違いがあるのか興味あるところです。



「英語学習の早期導入」:語学教育に関するスイスの改革例

スイスという国は当たり前に3カ国、4カ国語を話す人たちがいる。

実際私の妻は、ドイツ語、英語、フランス語が出来るし、義兄は、さらにスペイン語が出来る。
義父にいたっては、ラテン語、ギリシャ語(現代語ではなく古典)も加わってくる。

内の子供達でさえも、英独仏が出来るといっても過言ではない。時には、ロシア語だのクロアチア語だの含めて7、8ヶ国語を話す人間に出会うが、これは稀ではない。


現実に私が、以前出合った人で、「何カ国語が出来る?」と質問したら、当人は指を折って数え始め、両手の指がいっぱいになっても数え終わらなかったのを覚えている。

それが何語だったかは今は覚えていないが、本人でさえ、数えてみないと分からないといったのが面白く記憶に残っている。



英語ですら、なかなか収得できない日本人にとっては、とんでもないことのように聞こえるが、当地においては際立って凄いことだという感覚はない。


英独仏、イタリア語、スペイン語に加えて、さらに3,4ヶ国語を使えるのは、その人にそれなりの、生活事情と、背景がある、と思うくらいである。

それでもさすがに、スイスでは英独仏は基本で、ある程度教育を受けている者は、出来るというのが前提で、逆に出来ないと、若干の引け目も出てくる場合がある。




スイスはドイツ、フランス、イタリアといったヨーロッパの大国に囲まれた小国である。

雄大な美しい山河はあっても、自然資源には乏しく、歴史的にも人的資源が国を支え、かつ発展の基盤となってきた。

そのマンパワーの(人材派遣)の歴史は1506年以来のバチカン市国のスイス傭兵として、今日にも残っている。

従って人的資源を養う教育は、国が最も重要視するところであることは言うまでもない。

明治初期の岩倉使節団も、1873年に訪れたスイスで「其の学術教育は一般に行き届き、文明国の最上等に位す」と記している。




スイスで語学教育に関しては、長年の議論を進め、プロジェクト期間を設け、最終的に決定、最近施行されたことがある。


それは 英語学習の早期導入 であり


具体的には

小学3年時に、週3時間の英語の授業を割り当てるという内容である



swiss teacher


従来は外国語の授業は、中学(厳密には小等部5年、中等部4年であるので日本では小学6年生)から開始。

中等部で義務付けられている、国語(独、仏、イタリア語、ロマンシュ)のひとつを外国語として(ドイツ語圏のチューリヒの生徒は、フランス語を、フランス語圏ジュネーブの生徒は、ドイツ語、イタリア語圏のロカルノの生徒はドイツ語もしくはフランス語を)学び、それに英語が加わっていた。




英語は第二外国語的地位的存在だったものの、国際化の進む今日、英語に対する需要及び必要性が、教育界のみならず、産業界からも高く叫ばれるようになっている。

 

スイスでは、伝統的に、中等部ですでに二つの外国語の授業を受けているのであるが、英語学習を小等部3年から導入するにあたっては、

さすがに、「英語学習で、更なる負担をかけるよりも、低学年の生徒には、ゆとりの教育が理想だ!」とか、

フランス語圏、イタリア語圏など、ドイツ語圏対比、弱小圏からは、「英語よりも、早期導入するならまず国語のひとつである、フランス語やイタリア語を優先すべきだ!」等、

もっともな反対意見も登場して、2004年3月に洲教育大臣会議で決定された

「英語学習の早期導入目標」は、国民的な議論ともなった。




そうこうするうちに、経済の中心地チューリヒ州は英語の早期導入を決定し(スイスは州政府が強い自治権を持ち、教育に関しては洲単位での政策決定)施行することになった。

他の洲もこれに追随、決定施行となるのだが、ここでは、私が居住するアルガウ洲を例に取り、記述する

( To be continued )


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