北の留学工房

Academy of Modern English 英語学習と留学のためのコツをお知らせします

Teacher's Training Course 体験記

Teacher's Training Course

Excel 1 Excel english Excel 2

英語教師、英語教師志望大学生向けの Teacher's Training Courseを受講される方が、この数年増加しています。

昨年来、特にその傾向が強まってきているような印象があります。

英語の社内共通語化の流れ、小学校での英語学習の必須化などが、さらには安定した職業としての教師への志望者が増え、資格を得てのキャリアアップの動きも背景にあるようです。

また、ビジネス界や英語への要請を受け、生徒への効果的な、プラクテイカルな英語教授法を学ぶための留学もますます増えてきています。


以前にコースを受講された方の体験記をご紹介します。

今回は、LondonにあるExcel Englishにて

Teacher Refresher Courseb 24hrs/week

を2週間受講された、明星中学高等学校の福山一明先生の体験記です。



        

 ロンドン 語学研修・ホームステイ体験記
        
              ?60才の私から、16才の私へのプレゼント?


                                  明星中学高等学校  福山一明


いいタイミングでエクセル・イングリッシュのプログラムを紹介してくれたものだ。機が熟していたとしか言いようがない。還暦というこの年に様々な思いや機会が重なり、この夏私の「イギリス語学研修・ホームステイ2週間」が実現した。



■英語とギター


Teacher Fukuyama


九州の山奥に生まれ育った私には外国なんて夢のまた夢、語学研修とかホームステイなどというものがあることも知らなかった。

外国人なんて見たこともない。なのに、山の向こう海の向こうにあるものへの憧れだけは強かった。



16才高1の初デート。

行き先は一番近い大都会(?)である福岡県大牟田市。

冒険心で三池港に泊まっていたギリシャ船に乗り込み、船員となにやら英語で会話をした。

何事もなく下船したのだが、港湾職員に見つかり叱られてしまった。
そして「ビートルズ」。トランジスターラジオから流れてくる彼らの歌とギターは、田舎の少年を山の向こう海の向こうに連れて行ってくれた。

英語とギター、この二つが私の10代のすべてだった。



■聞く・話す


東京での大学生活がはじまり英語との付き合いは深くなった。トーキョー人の英語は田舎英語青年の鼻をへし折るのに充分だった。


「アメリカ文化研究会」に入った。当時隆盛のESSが英語を「目的」にすることに対し、英語を「手段」としてアメリカ文化を学ぶことを標榜する、これも大所帯のサークルだった。


「アメ研」で知ったミッション系女子高出身学生の英語の美しさは眩しく、1年の留学を終えたばかりの帰国男子学生の流暢な英語はお見事と言うしかなかった。


新宿のディスコでバンドやったり大学院に入ったりなにやかやと大学で7年間を過ごし英語教師になったものの、自分の英語にはいま一つ納得がいかなかった。


「読み書きソロバン」の国日本で英語教育を受けた私には、「聞く・話す」力が欠けていたのである。
イギリスの全寮制日本人学校での教職生活を皮切りに、外国は身近なものになった。この地で結婚し子供もできた。

2年の仕事を終え日本に帰ってからも様々な国を訪れ英語を使う機会は多くあった。イギリスではもちろん異国で「ビートルズ」、時には「神田川」を弾き語りすることもあった。

しかし英語は、ギターほどには私とひとつになることはなかった。



■ I am an English teacher


HRWT1 Aircraft in HRW a lady next to me




国際線に乗る楽しみの一つに、となりに座った外国人との会話がある。

楽しみもあるが、苦しみもある。この夏も面白い出会いがあった。


生徒の引率でシアトルに向かうデルタ航空機でプロのミュージシャンと知り合いになった。
北京で活動するアメリカ人のシンガー・ソングライターだった。ジェス・メイダー(Jess Meider)。

バークレー音楽院出身のジャズ・ヴォーカリスト。

ギターの弾き語りでCDも出しているという。
話が弾まないわけがない。自分でも何を言ってるのか分からない時もあるのに、話だけは通じちゃう。


そこまではいいのだが、ここから苦しみが始まる。

当然私の仕事も名乗ることになる。

「で、あなたの仕事は?」きたきたと思いながら私は「教師だ」と答える。

そして、「何を教えてるの?」「・・・イングリッシュ」この瞬間おそらく私の笑顔はかすかに歪んでいる。
その時相手の顔に一瞬浮かび消え去る小さな「?」が私を刺すのだ。

その「?」が何であるか確かめたことはまだない。

幻影であってほしい。

だがとにかく、海外で英語の教師であることを名乗るのは私には苦痛なのだ。


この苦しみを知らない、つまり顔が歪まない日本人英語教師、

つまりきっぱりと、

I am an English teacherと答えることのできる人物はどのくらいいるのだろう?


その一人になりたいと私は切に願う。

努力はしてきた。でも未だに道半ばである。


くじけそうになると、


「せめて16歳の時、語学研修・ホームステイにいけるような環境にあったらなぁ」と根拠のないぼやきがはいる。



だったら、と私は今年決心した。


「16才の私に60才の私から、語学研修・ホームステイをプレゼントしてやろう!これでチャラだ!」


(to be continued)

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